退職回避のための専門家による『個人面談』のご提案
長年、真面目に勤務し、頼りにしていた社員が、退職を申し出てきた場合、経営者であるあなたは、どう対応されますか?
あなたにとっては、突然の退職の申し出に感じますが、果たしてそうでしょうか。
前触れはなかったですか。例えば、こんな節目の時はなかったですか。
生活環境の変化
結婚、出産、引越し、親等の介護など
労働環境の変化
異動、配置転換や昇格、昇進
社員は、上記のような節目があった時に、自分の仕事に対してどう感じているのでしょうか。他人には言えないような悩みや疑問を感じているかもしれません。そんな社員の心の移り変わりをわかっていらっしゃいますか。もし、それが原因で退職につながっているようであれば、それを解消していけば、突然の退職を防ぐことができないでしょうか。
事例
関与先で勤続10年ほどの社員から退職の申出があり、詳しい事情を聴くために本人と面談をすることになり、以下の事がわかりました。
- 半年位前に子供が生まれ、妻の子育てに協力したいと思うようになった。
- 子供が生まれる前は、普通に残業や休日出勤をしていたが、子育てに協力したい思いから、このままで良いのか疑問を持つようになった。
- ちょうど仕事のミスがあり、それを理由に退職を申し入れた。
- 転職したら給料は、下がってしまうが、それは仕方がないと思っている。
- 上司は、子供が生まれた後の心境の変化は知らないだろう。
私からは今後の事を妻ともう一度話し合ってから結論を出しても遅くないのではとアドバイスをし、そのために1週間ほど休暇を取ることを社長・本人の了解を取り、その後、本人とその先輩社員を交えて話し合いました。業務の見直し等を行い、本人の負担を減らすことや仕事の割り振りを改める方向で調整し、退職を踏みとどまってもらいました。
『個人面談』の流れ
節目を迎えた社員の状況の把握
社員との面談(場合によってはその上司との面談含む)
面談結果のまとめ及び報告
料金のご案内
1人:10,000円+消費税(労務相談等を含めた顧問に至る場合は別途相談)